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みらい価値共創センターで課題研究授業の最終発表会を実施! 大和ハウス工業株式会社×大阪府立布施工科高等学校
(写真)最終発表会の様子
大阪府と包括連携協定を締結している大和ハウス工業株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:芳井 敬一 氏、以下「大和ハウス工業」)が、社員の技術や知識・経験、SDGs、働きがいを伝えることを目的に、大阪府立布施工科高等学校(所在地:大阪府東大阪市、以下「布施工科」)と連携して、同校3年生に課題研究授業を実施している。
この課題研究は、大和ハウス工業本店の地域共生活動として、自ら手を挙げた社員が授業計画から講義内容までかかわる「産学連携」の取組み。1年間継続的に実施し、5月に「考えるための土台作り」を授業テーマとして、自宅の図面を書くことを通して、寸法感覚を持ってもらうことからスタート。
これまでの授業では、講師を務める大和ハウス工業社員から、実際に設計書を作成する際に心掛けていることや細かなテクニック等、生徒が考えた図面に一つひとつ丁寧なアドバイスがあった。
そして、令和4年2月21日(月曜日)、1年間の総まとめとして最終発表会を、大和ハウスグループ みらい価値共創センター(奈良県奈良市西九条町4丁目1-1)で実施した。
みらい価値共創センターに生徒達が訪れることも学びにつながるため、この場所で最終発表会を行ったという。
(写真)講評する大和ハウス工業社員
生徒達からの最終発表に対し、これまで講師を務めた大和ハウス工業社員からは、
「皆さんがここまで図面を描けるようになるとは、正直、想像もしていなかったのでビックリしています。中間発表の時とガラッと内容が変わっている発表もあり、再度熟考し、ブラッシュアップしてくれているのが伝わりました。また、図面を書く際に、工事者側の視点もしっかりと考慮されており、建築しやすい設計であると感じました。社会に出たときに悩みながら考えて、ひとつのことを成し遂げることは重要になってくるので、そういったことも課題研究授業を通じて身についたのではないかと思います。」
との講評があった。
(写真)最終発表をする生徒達の様子
生徒たちは、
・「最終発表会は緊張してしまい、考えていたことをほとんど話すことができなかったですが、自分の1番伝えたいことは伝えられたと思います。」
・「休日・放課後も建築のことを考え、しんどい時もありましたが、しっかりと向き合うことができ、自分の成長に繋がる経験になったと感じています。」
・「大和ハウス工業の皆様には感謝しかないです。建築のプロに授業をしてもらえる機会をいただけて、本当に良い経験になりました。」
と、最終発表会、そして、この1年を振り返った。
(写真)大阪府教育庁 教育振興室 高等学校課 指導主事による講評
閉会の挨拶を務める、大阪府教育庁 教育振興室 高等学校課の指導主事からは、「今日で課題研究授業は終わりましたが、これからがスタートです。今日いただいた激励の言葉は、皆さんにとって財産になると思います。沢山の大人の方々に支えられ、この1年間を乗り越えられたことを忘れないでください。」と話した。
最後に大和ハウス工業社員から生徒たち一人一人に、修了証書と記念品が贈られた。
(写真)修了証書を授与する様子
みらい価値共創センターは、子どもから大人まで、あらゆる世代が共に学び、考え、成長する場。
みらいの価値を共創する人財(みらい価値共創人財)を社会と共に育む場。
生物多様性の価値共創研究会等も実施している。
(写真)みらい価値共創センターの外観及び内観
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