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第23回 日本フットボールリーグ 第28節 F.C.大阪が見事勝利!<サッカー × LGBTQ SDGs SPECIAL MATCH >
性の多様性について、サッカーを通じて学ぶきっかけに
令和3年10月30日(土)、第23回 日本フットボールリーグ 第28節 サッカー×LGBTQ SDGs SPECIAL MATCH F.C.大阪 vs 鈴鹿ポイントゲッターズの試合が、服部緑地陸上競技場で行われ、1-0で見事、F.C.大阪が勝利した(F.C.大阪ホームページ:試合結果詳細)。
今回のサッカー×LGBTQ SDGs SPECIAL MATCHは、大阪府と包括連携協定を締結しているF.C.大阪が、サッカーを通じてSDGsの普及、啓発に取り組む中、LGBTQや多様な人が働きやすい職場環境作りやイベント企画を行っている「株式会社アカルク」とともに、ジェンダー平等をテーマとしたSDGs SPECIAL MATCHを企画。
LGBTQに関しては、国内では特に、サッカーをはじめとするスポーツ競技全般において厳しい環境にあり、自認する性で競技生活を送ることが難しかったり、チームメイトや監督にもカミングアウトがしづらい、社会からも偏見の目が向けられることもあるという。
そうしたLGBTQのアスリートやスポーツを楽しんでいる子どもたち、そもそもLGBTQの存在を知らない人達に対してもセクシュアリティに関係なく、純粋にサッカーを通じて安心して楽しんでもらいたい。
SDGsの17の目標の中の一つでもある「5.ジェンダー平等」という観点からも、性の多様性についても知ってもらう機会を提供し、皆でサッカーを通じて学んでいきたい、という想いが今回の企画に詰まっている。(引用:F.C.大阪ホームページより)
試合当日はスペシャルゲストとして、青森県十和田市出身のものまねタレント りんごちゃんによるスペシャルパフォーマンス、またLGBTQの活動を音楽で応援されている天道 清貴さんが国歌斉唱を行った。
また、来場者特典として、先着600名に、LGBTQの象徴カラーである6色の虹を表したレインボーマスクがプレゼントされた。このレインボーマスクには「LGBTQ応援してますよ!」というメッセージが込められている。
今回のイベントに集まった協賛金の一部は大阪のLGBTQと女性のためのリソースセンターを運営しているNPO法人QWRC様に寄付を行うという。
大阪府×LGBTQの取り組み
大阪府では、性の多様性が尊重され、全ての人が自分らしく生きることができる社会の実現をめざし、性的指向及び性自認の多様性に関する府民の理解増進に関する条例を、令和元年10月に施行し、性の多様性に関する理解の増進に向けた取組を進めています。
こうした取組の一環として、令和2年1月22日より、性的マイノリティ当事者の方を対象にした「大阪府パートナーシップ宣誓証明制度」を実施しています。
・大阪府パートナーシップ宣誓証明制度とは
性的マイノリティ当事者の方が、お互いを人生のパートナーとすることを宣誓された事実を、大阪府として公に証明する制度です。大阪府内では、以下の市町村において同様の制度が実施されています。
【実施市町村】 ※令和3年4月1日時点
大阪市、堺市、枚方市、交野市、大東市、富田林市、貝塚市
■各種リンク
・F.C.大阪 ホームページ(10月30日(土) JFL 第28節 vs.鈴鹿ポイントゲッターズ 試合情報)
・リディアダンスアカデミー
・株式会社アカルク ホームページ
・NPO法人QWRC
・大阪府 ホームページ(「大阪府パートナーシップ宣誓証明制度」について)