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吹田市がダスキン・吹田警察署と連携し『暮らしアップ⤴セミナー』を開催 (吹田市×ダスキン×吹田警察署)
吹田市消費生活センターは、令和7年8月28日に大阪府と包括連携協定(※)を締結している株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、以下ダスキン)と吹田警察署との共催で、吹田市民を対象とした「暮らしアップ⤴セミナー」を開催した。
(※)大阪府とダスキンは令和3年7月16日に包括連携協定を締結し、健康、子ども・福祉、地域活性化、ダイバーシティ・雇用促進、安全・安心、環境など7分野にわたり連携し、さまざまな取組みを行っている。
セミナーでは、大阪府警察本部 生活安全指導班による「だまされ・ますよの特殊詐欺被害防止の寸劇」を交えた防犯教室が行われ、参加者へ「オレオレ詐欺」の手口や対策方法について伝えた。
現在の「オレオレ詐欺」は親族だけではなく、警察官を装った事案が増えており、偽造した警察手帳や逮捕状により信じ込ませ、お金を不正に振り込ませるといった手口が増えている。警察から送金を求められることはないため、振り込みなどの要求があった場合は近くの警察署に相談するよう話した。
その後、ダスキンのレスキューサービス事業で統括テクニカルマネジャーを務める玉置 恭一 氏が、自宅への侵入犯罪が多発していることから「ここが狙われる 変わりつつある防犯対策」について講演した。
近年、侵入犯罪の手口は、人がいてもドア錠破りやガラス破りなどで侵入してくる「侵入強盗」が増加している。
その対策方法として、防犯性能の高い鍵を設置することなど防犯意識の高さをアピールすると共に物理的に侵入を防ぐ対策が必要であると話した。
講演の中では、ダスキンサービスマスタ事業部が防犯対策の一つとして挙げられる「防犯フィルム」の有用性を示すガラスの強度実演もされた。
セミナー終了後には相談ブースにてダスキン担当者、吹田市職員が参加者からの質問に対応した。参加者からは、自宅の鍵や窓ガラスの安全性についてや、吹田市から補助金が出る防犯機能付電話機の設置についての質問があった。
本イベントを振り返り、ダスキン レスキューサービス事業部 統括テクニカルマネジャー 玉置 恭一 氏は、
「オレオレ詐欺や侵入犯罪の被害に巻き込まれやすいのは、在宅率の高い高齢者です。侵入対策をすることで生活が不便になることも考えられますが、強盗から身を守るためには物理的に侵入を防ぐ対策が必要となります。セミナーが対策実施の必要性を感じるきっかけとなれば幸いです。」とコメントした。
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