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【太子町×ダイドードリンコ×事業構想大学院大学】地方創生の推進に関する包括連携協定を締結!

大阪府太子町(町長:田中 祐二、以下「太子町」)とダイドードリンコ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:中島 孝徳 氏、以下「ダイドードリンコ」)、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学(本部:東京都港区、学長:田中 里沙 氏、以下「事業構想大学院大学」)の三者は、令和5年6月7日付で「地方創生の推進に関する包括連携協定」を締結し、具体的取組みの一つとして 「大阪府太子町 未来への道プロジェクト研究」を発足した。

(写真左から:ダイドードリンコ株式会社 取締役 濱中 昭一 氏、太子町 田中 祐二 町長、事業構想大学院大学 学長 田中 里沙 氏)

連携協定の背景 <地域の未来を拓く、人材育成プロジェクト>

太子町では「太子町まち・ひと・しごと創生推進計画」に基づき、人口減少や少子高齢化、地域における担い手不足、地域産業・コミュニティの衰退といった地域課題の解決を図り、持続可能なまちづくりを実現するため様々な取組みを進めている。事業構想大学院大学大阪校の修了生が創出した新事業サービスが、太子町の個人版ふるさと納税の返礼品に採択された縁から、太子町と事業構想大学院大学、企業との産官学連携プロジェクト研究が検討された。
そこで、令和3年9月に太子町と包括連携協定を締結したダイドードリンコが本プロジェクト研究の主旨に賛同。今回の地方創生の推進に関する包括連携協定が実現した。

地方創生の推進に関する包括連携協定書 概要

第1条(目的)
本協定は、三者が連携のもと、次条に掲げる連携事項について、互いに協力することで、 太子町域の発展に寄与することを目的とする。
第2条(連携事項)
(1) 太子町まち・ひと・しごと創生推進計画に関すること
(2) 前号に係る人材育成に関すること
(3) その他、目的の達成に資するもので、三者が必要と認めること

「大阪府太子町 未来への道プロジェクト研究」に関する概要

太子町域の発展に資する新規事業を構想する研究会。事業の根本となるアイデア発想から、具体的な事業計画まで策定する。事業構想大学院大学 修士課程のカリキュラム要素を活かした講義と最先端分野の有識者から得られる知見が研究員の事業構想を支援する。参加者は一般から募集し、組織の枠を越えた異業種の企業やパートナーとの知の共有・探索、コラボレーションによる事業創出活動を実現する。

■プロジェクト期間 令和5年7月~令和6年3月 全20回・各回半日程度(発表会などは全日)
■研修参加費 無料
■募集人数 7名程度
・募集人数を超える応募があった際には、選考とさせていただきます。
・募集人数のほか、太子町職員が3名程度参加し、10名の研究会となります。
■会場 太子町立生涯学習センター「太子の森」 3階研修室
事業構想大学院大学大阪校など、オンライン参加も可能
■主催 大阪府太子町 (共催:学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学)
■協力 ダイドードリンコ株式会社
■募集締切 令和5年6月25日(日)申込書類必着

※ 本プログラムは大阪府太子町への企業版ふるさと納税を財源として開催。

2023年6月7日企業版ふるさと納税寄付受納式の様子(左から)ダイドードリンコ株式会社 取締役 濱中昭一 、大阪府太子町長 田中祐二

地方創生事業として企業版ふるさと納税の活用

本協定に基づき、ダイドードリンコから太子町へ企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)の寄付が行なわれた。寄付については、「太子町まち・ひと・しごと創生推進計画」に位置付けられた地域再生を図るために行う事業の財源として活用される予定。
※企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)とは、地方自治体による地方創生事業に対して、民間企業からの寄付を活用する制度。

 

 

(写真)太子町 田中 祐二 町長

【太子町 田中 祐二 町長のコメント】
ダイドードリンコ様とは、これまでも小学校での環境教育の出前授業、放課後児童会へのペーパークラフト自動販売機の提供、大阪府との三者による「ミウ おいしいみかん水 ラブジアース」の共同開発など、様々な分野における協働を行ってまいりました。また、事業構想大学院大学様におかれましては、昨年、卒業生の方が開発された新たなサービスを本町のふるさと納税返礼品として採用させていただきました。この連携協定による新たな挑戦が、このプロジェクトに参加される皆様と私どもの成長・発展に必ずや繋がると確信しております。

(写真)ダイドードリンコ株式会社 取締役 濱中 昭一 氏

【ダイドードリンコ株式会社 取締役 濱中 昭一 氏のコメント】
今回の地方創生推進プロジェクトは、太子町の地域再生計画の実行に資する新規事業の構想が創出されるとともに、地域イノベーション人財が育成されることと大いに期待しています。当社はこれまで地域の皆さまに、「こころとからだに、おいしいものを。」お届けするという当社スローガンのもと、独自のユニークな商品や自販機の開発、そして様々なサービスにチャレンジして参りました。これはメーカーであると同時に、自販機を地域の皆様との接点である大切な“店舗”であると捉え取り組んできた当社の歴史にあります。これからも、持続可能な地域社会の実現を目指し、商品、自販機、サービスの価値を進化させ、地域の皆様の更なるご期待にお応えして参ります。

(写真)学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 学長 田中 里沙 氏

【学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 学長 田中 里沙 氏のコメント】
本学は2012年開学の社会人向け専門職大学院です。新事業、地方創生、事業承継における担い手人材の育成と、事業構想の研究・実践から社会に新たな価値を創出することにチャレンジをしています。このたびの連携協定は、本学の修了生が学位論文を完成させ、事業構想研究と構想計画を実践し、新事業として形にしたことをきっかけに新たなご縁につながりましたこと、とても誇らしく思っております。太子町域の持続可能な地域社会の実現に向けて、私どもは産官学のパートナーの一員として研究力を活かしたイノベーション創出により成果を挙げ、共に地域の未来に貢献してまいります。

 

【問合せ】
太子町役場 政策総務部 秘書政策課(公民連携デスク)
住所:大阪府南河内郡太子町大字山田88番地
電話:0721-98-5531