大阪府では、プラスチックなどの使い捨て容器の削減のため、マイ容器・マイボトルで食料品や飲み物などを持ち帰ることができるお店・給水スポットを簡単に探せるウェブサイト「Osakaほかさんマップ」を10月１日に開設した。「ほかさん」は「捨てない」を意味する大阪弁。

日本は１人当たりのプラスチック製容器包装の廃棄量が世界で２番目に多い。また、コロナ禍でのテイクアウトなどの利用増に伴い、大阪府内の使い捨てプラスチックごみも増加している中、さらなる行動変容・ライフスタイルの転換が必要になり、新たな取組みを始めたという。現在マップには、テイクアウトを実施しているカフェや飲食店のほか、コーヒー豆やナッツ、洗剤などの量り売りを実施している小売店など約500店舗が掲載されている。地図やエリア、分類別により検索が可能で、マイ容器利用による値引きなどのお得なお店の情報も掲載。引き続き、マップへの掲載店舗を募集中。さらにマイ容器・マイボトルを使えるお店の情報も募集している。



大阪府の担当者は「府民のみなさまの日常の行動を少しずつでも変えていくきっかけになれば嬉しい。是非Osakaほかさんマップを利用して、ごみを「ほかさん（捨てない）」お買い物にチャレンジしてほしい。」と話す。

【Osakaほかさんマップとは】（※詳細はOsakaほかさんマップ ホームページ）
Osakaほかさんマップは、プラスチックなどの使い捨て容器を“ほかさん（捨てない）”ために、マイ容器・マイボトルで食料品や飲み物などを持ち帰ることができるお店・スポットを簡単に探せるウェブサイトです。

■問い合わせ

環境農林水産部 循環型社会推進室 資源循環課
電話：06-6210-9566