大阪府と三井不動産株式会社は、令和元年8月19日に包括連携協定を締結。本協定に基づく取組みとして、令和４年10月9日(日曜日)ららぽーとEXPOCITY（大阪府吹田市）にて「ものづくり魅力発信EXPO！」を開催し、小学生や中学生のみなさんを中心に、ものづくりの楽しさ・大切さ・おもしろさを知ってもらうイベントが開催された。

大阪府におけるものづくり産業は、国内でもトップクラスの規模と技術を持つ企業等、優れた企業が数多く集積している。近年、若者の理工系離れ、ものづくり離れが進んでおり、小・中学生の子どもたちとその保護者等にものづくりを通して工業系高校や職業技術専門校、技能士の魅力を発信することを目的に、未来のものづくり現場で活躍できる人材を育成する大阪府立茨木工科高等学校や大阪府立北大阪高等職業技術専門校、大阪府職業能力開発協会、一般社団法人大阪府技能士会連合会、公益財団法人大阪産業局が連携して開催。

当日は、様々な体験（※１）や府知事が認定する府内のものづくり中小企業の優れた技術や創造力にあふれる製品「大阪製ブランド製品」（※２）も展示され、3連休ということもあり、開店と同時に整理券を求める多くの参加者の姿があった。また、大阪府広報担当副知事「もずやん」も登場し、子どもたちはものづくりや記念撮影を楽しんだ。

（※１）スライムづくり：大阪府立茨木工科高等学校
LEDフラッシャー体験教室：大阪府立北大阪高等職業技術専門校
フラワーアレンジメント教室や木工教室など11教室：一般社団法人大阪府技能士会連合会

（※２）府内ものづくり中小企業の優れた技術に裏打ちされた創造力にあふれる製品を「大阪製ブランド製品」として知事が認定し、大阪のものづくりのブランドイメージを高めるとともに、府内ものづくり企業の自社製品開発を促進している。認定製品は大阪府及び公益財団法人大阪産業局をはじめ、様々な支援機関等が実施するプロモーション活動によって、国内外に情報発信している。

ららぽーとEXPOCITYの担当者は「今回のイベントは、ららぽーとEXPOCITYの中央に位置する『光の広場』で、ものづくりの街、大阪の技術・魅力をより多くの方々に体感いただく催しとして実施いたしました。開館から多くのお客様で賑わい、また皆さまの充実した表情から、大変意義のあるイベントであったと感じております。小・中学生だけでなく、大人の方も悪戦苦闘しながら取り組まれる姿に、世代を越えた交流が図れたのではないかと、嬉しく思います。今回の貴重な経験・学びが、参加された皆さまにとっての大きな財産となり、ものづくりの未来に続く契機となることを、心よりお祈り申しあげます。」と話した。

体験を終えた子どもたちは大満足の様子で、「ものづくりは楽しい！」「世界に一つのオリジナル作品ができた！」と喜んでおり、子どもたちを教えていた大阪府立茨木工科高等学校の生徒達や技能士も笑顔で一緒に楽しみながらものづくりを行なっていた。

■各種リンク

ららぽーとEXPOCITY
大阪府立茨木工科高等学校
大阪府立北大阪高等職業技術専門校
大阪府職業能力開発協会
大阪製ブランド