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全国都道府県議会初!大阪府議会におけるカーボンニュートラル実現に向けた取組み

(写真)左から大阪府議会 三宅 史明 副議長、森 和臣 議長、一般社団法人 OSAKAゼロカーボンファウンデーション 代表理事 田中 靖訓 氏

令和4年9月1日(木)、大阪府議会は府議会における二酸化炭素排出量の見える化と今後の取組みにかかる記者会見を開いた。記者会見には大阪府議会 森 和臣 議長、三宅 史明 副議長、一般社団法人 OSAKAゼロカーボンファウンデーション(以下「OZCaF」とする) 代表理事 田中 靖訓 氏が出席した。
二酸化炭素排出量の診断はOZCaFの協力のもと、経理システムの会計情報から二酸化炭素排出量を把握する「環進帳」というシステムを使用し、令和2年度の決算額をベースに算出を行った。その結果、府議会の二酸化炭素排出量は、343.36トンであった。割合としては、電気代・ガス代の二酸化炭素排出量が大きく、全体の6割を占めていた。なお、府庁本館や別館などの大手前庁舎の電気調達については、令和3年度、令和4年度は、再生可能エネルギーに変更しているため、両年度の二酸化炭素排出量は大きく減少する見込みとのこと。

府議会ではこれまでに、議会資料のペーパーレス化として、議案書等の電子化により年間約48万枚の紙の使用量を削減。今後は診断結果を府議会内で共有するとともに、議員自らが環境に配慮した行動に率先垂範し、地域や府民への普及啓発にも繋げていくとのこと。

(写真)大阪府議会 森 和臣 議長

森議長は「府議会という小さい規模ではあるが、カーボンニュートラル実現に向けては、一人ひとりが意識して具体的な取組みを進めていくことが重要。2025年万博開催まで、今日であと955日(9月1日現在)。万博成功のためにも、府議会自らが取り組みを進めていきたい」と述べた。

(写真)大阪府議会 三宅 史明 副議長

三宅副議長は「全国都道府県議会で初の取組みであります。小さな一歩ではあるとは思うが、ここから広がっていくと確信をしているので、しっかりと進めていきたいと考えている」と述べた。

(写真)一般社団法人 OSAKAゼロカーボンファウンデーション 代表理事 田中 靖訓 氏

OZCaF 田中代表理事は「 カーボンニュートラルの実現に向けては、今どれだけCO2を排出しているか、現状把握することが重要。まずは大阪府と連携して、府内事業者のCO2の排出量見える化について取り組んでいきたい」と述べた。

 

各種リンク

・大阪府議会ホームページ

・大阪府報道発表資料

一般社団法人OSAKAゼロカーボンファウンデーション
 代表者:代表理事 田中 靖訓
 所在地:大阪府大阪市中央区南船場1丁目3番9号プレミアム長堀ビル3F
 事業内容:脱炭素化及びSDGsの推進

 

問い合わせ

議会事務局  総務課  秘書グループ
電話番号:06-6944-6056