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快適な学校図書館を公民連携で!!小学校で内装材(床材)の実地検証を実施! 豊中市・東リ株式会社

 

 

豊中市は、東リ株式会社(本社:兵庫県伊丹市)と、公民連携の取組みとして、内装材(床材)の実地検証を行う。実地検証の内容は、同社が、豊中市立桜井谷東小学校(豊中市桜の町7-5-1)第二学校図書館の床材の張替工事を無償で実施し、その部分を実際に児童が使用する中で床材の劣化状況(へこみや剥がれなど)を検証する。
市が、小学校での定期的な経過観察と使用状況のフィードバックを行うことで、実際の使用状況が耐久年数に及ぼす影響について検証の機会を模索していた同社と、市内で最も多い児童が在籍し、学校図書館の床が激しく経年劣化していた豊中市立桜井谷東小学校の需要が一致し、今夏、同校学校図書館の工事を実施した。
同社は今後、施工した床材の定期的な経過観察を行うことで、よりよい製品開発に繋げていく試み。市は、今後も連携の力で地域課題の解決をめざす。


■豊中市 公民学連携担当者のコメント

2021年の春、公民学連携のワンストップ窓口である創造改革課にお越しいただいた東リ株式会社と、担当者間で初めて打ち合わせを行いました。その際、同社担当者から「床材が納品された後は、実際に学校施設での劣化状況を把握することができない。改修施工をした床を経過観察をすることで、商品開発技術の向上に活かしたい。」と相談がありました。学校施設は、セキュリティの観点から関係者以外通常は立ち入ることはできないため、正直難しいのではないかと思いましたが、学校施設管理課に話を持ち掛けたところ、同課担当者から意外な答えが返ってきました。「ある小学校から、児童数が多いため新たに学校図書館とすることとした部屋の床が、激しく劣化しているので改修してほしいという要望があがっている。ぜひ、実地検証をやってほしい。」まさに、WinーWinのマッチングが実現した瞬間でした。改修の結果、小学校に通う児童からも”図書館がきれいになった”ことへの感謝の手紙が寄せられ、中には、きれいな床を汚したくないため、上靴を脱いで図書館に入ろうとする児童もいるなど、(実地検証本来の目的からすると、たくさん踏んでもうらわないといけないのですが)こうした心温まるエピソードに、担当者として大変うれしく思っています。また、今後、5年にわたる実地検証で、商材の技術向上につながることを期待しています。

 

 

 

 

 

各種リンク

・豊中市ホームページ(関連ページ)

・東リ株式会社

問い合わせ

豊中市 都市経営部 創造改革課
電話:06-6858-2084